仏具類の自宅でのお手入れ方法

大切なお仏壇、お位牌。失敗しないための注意点をご紹介します。

真鍮製の金色の仏具は、くすんできたら磨きましょう。
ただし、黒っぽい色付けや金メッキ・セラミック加工等を施してある三(五)具足・輪灯等は、表面の加工が剥がれる可能性があるので布でやさしく拭く程度に止めます。決して真鍮磨き(金属磨き粉)で磨かないで下さい。

逆に真鍮製で表面加工が施されていないものは真鍮磨き粉でお手入れできます。
真鍮製の仏具は皮脂で錆びやすいので素手で触らないようにして下さい。
ガラスや陶器の仏具は食器と同じように洗ってください。

香炉の灰は、線香の燃えカスがたまって放置しますと中が固くなってしまいます。
灰ふるいや灰ならしを使い、燃えカスや塊りを取り除きサラサラの灰にしましょう。
表面は均一に整えてください。